ASRIN BLOG

2015. 11/16

自律神経を身体から治す ~リハビリを妨げる自律神経の乱れとは?~ セミナー報告

アレルギー専門 整体院 及川さんのセミナーを楽しみしておりました!

テーマは「自律神経を身体から治す
~リハビリを妨げる自律神経の乱れとは?~」です。

リハビリテーションで自律神経をアプローチするって
なかなかイメージが出来ないですが、実際臨床場面ではそちらで困る事が多々ありました。

私自身も勉強したい内容!

及川さんとは約1年ほど前にお会いして、素晴らしい人柄に惹かれました。


当日の朝、及川さんは逆立ちで腕立て伏せをしておりました。
それ毎日をしていると。

 

自分のルーティーンとして、しっかりと自分のカラダを管理している。
素晴らしいですねヽ(^o^)丿


さて、セミナーが始まり、

なんでアレルギー専門の療法士になったのか?
お子様からのきっかけを聞いたとき、深く想いが伝わってきました。


解剖学に関しての知識の深さを
カラダは自分自身で微調整をしている。
人体を再現する事はとても難しい。
治療のヒントが解剖学から入っている。

それから、自律神経の役割の必要性をお伝えいただきました。


問診をしてから、どのようにして自律神経に対しての治療を進めていく。

そもそも自律神経とは何だろう?
どうゆうところで何処でトラブルになるのか?

受講生でシェアしていただき、それぞれを共有してもらいました。

その後も素晴らしい内容で私自身も大変為になりました。

その一部をこちらにも記載させていただきます。


【1.自律神経がある役割は】

自律神経がある役割は?
 体温、代謝、免疫機構を保つ役割がある。
※それが不随意に調整している(皮質で調整しているわけではない)。


【2.自律神経を診る問診】

睡眠
 午前中に眠くなる事があることがトラブルあり
 午前中の眠たいのはきちんとリセットされていない。

体温
 手足の冷えはある?
 屋内外で気温差で調子が悪くなる? 
 エアコンが苦手な人がうまく調整が出来ていない。
 カラダの適温がめちゃ狭くなっている。

発汗 
 汗をかく場所が決まっている。
 全身で汗がかけているのか? 
 子どもが手足が暖かくなるのか?
 なぜ手足なのか?→外部と接している面が放散させていく。腹部からの熱は発散し難い。
 手足が冷たいと熟睡できるわけが無い。
 必要なときにきちんと汗がかけることが、とても重要。

【3.自律神経の解剖】
  交感神経の働き(生理学より)
  T1-2 口渇や眼窩の痛みや疲労感に関わる
  T3-4 心臓をコントロール
  T3-6 上肢
  T7-12 下肢
  T5-12 腹部臓器 
T1-2 骨盤臓器
 
 副交感神経
  中脳・延髄の副交感神経核と仙髄(S2-4)

 


【自律神経のバランス】

交感神経が過剰になると
 →不眠や全身の筋緊張亢進

副交感神経が優位になると
 →アレルギーや不定愁訴が多くなる
同じ人の中でも大きく変化する。


などなど、大変面白い内容でした!

セミナー後もたくさんの方が、質問をされており、及川さんの良さを肌で感じました!
また名古屋でも開催していただきたいですね☆